切り絵展終了しました。 | 10:54 |
第五回にじ画廊切り絵展、
無事終了しました。
ご来場頂いた皆様、
本当にありがとうございました!
感謝の気持ちで一杯です。
今回の切り絵展は、震災と春の嵐と、
天候に恵まれませんでした。
…しかし、こんな不安な時こそ
作家としても大人としても
逃げずに大らかに、
平常心を保っていないと
と、考えさせられたりもして、
学ぶ事の多い6日間、
いや、延期期間も含めると一年間でした。
何より、来てくれた人達から
「今年は無事開催できてよかったね!」と
声を掛けてもらえたのが嬉しかったです。
第1回目から一年に一度のペースで
CHIKUさんと続けていた切り絵展。
この5年間で、私達は人間としても作家としても
成長できていたのかな?と、
期間中2人で話していました。
振り返ってみると、第1回目の年は
個人的にしんどい出来事が続いていた時期で、
「楽しくない人間が人を楽しくする
作品なんて作れない!
でも、それでも私には製作しかないんだ。」
と、肩肘を張って泣きながら製作をしていました。
…でも、にじ画廊の展示を積み重ねる事で、
少しずつ少しずつ自信をつける事ができたし、
肩の力を抜いて製作する余裕も
ついてきた気がします。
これも作品を見に来て下さった
皆様のおかげです。
まだまだ未熟で、
これからどうやって製作を続けていこう、
これからどうやって人生を生きていこう
と、もちろん不安はありますが、
ここへきてようやく製作をずっと続けるのだと
腹をくくれるようになったし、
新しい表現方法にチャレンジしたいと
思うようになりました。
…で、第六回以降はペースを落とし、
不定期で開催する事になりそうです。
この切り絵展をゆっくり育てていきたいし、
自分達もその間に確実に成長したいねという
CHIKUさんと話し合いの結果でした。
なので、時間はかかるかもしれませんが、
次回必ずまた皆様に作品を観て頂けるよう
心機一転頑張りたいと思いますので、
末永くどうぞよろしくお願い致します。
他を抜いたりだますたぬきより、
だまされてもいいから
踊る愉快なたぬきでいたい。
愉快な作品を作りたい。
これまでも、これからも。