yummy!タナベ ユミコ News & Diary

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北欧旅行記(デンマーク編4) 01:33
JUGEMテーマ:アート・デザイン



オーデンセの街にはいたる所にアンデルセン博物館のポスター。


窓にもアンデルセン。


信号機も。




駅から徒歩約10分で到着。


オーデンセの街は、古い町並みや建築を保存しながら生活しているそう。
なので、タイムスリップした気分。




どの家もおとぎの国のようにメルヘンです。
ここで今も実際に暮らしているなんてすごい・・・。






アンデルセン博物館の入口へ。


すると、中庭はやたらと大賑わい!


どうやら夏休みは地元の学生達による野外劇をやっているよう。


アンデルセン童話の登場人物達になりきっています。


えんどうまめの上のお姫様。


はだかの王様。


こちらのおばあさんはポストカード売り。


すごい勢いでセールスしていました。
私も買えばよかったな。。。


少年が池を凝視。視線の先は・・・?


なんと人魚姫!!


どうやって陸上に戻るんだろうとしばらく見ていると・・・。


岩が自動的に動き出しました。
人魚姫、退場です。


残念ながら野外劇はちょうど終わった所で見られず。


どんどん後片付けが始まっています。


恐らく「みにくいあひるの子」の白鳥役なのだろうけど、
日本人からはドリフコントの志村けんにしか見えない・・・。
ますます劇が観られなかった事が悔やまれる。。。


子供から大人までとても幸せそうな空気が充満していて、
そこはまるで桃源郷のようでした。

次回は博物館内を見学。
中庭ではとても幸せオーラを経験したけれど、
館内でアンデルセンの生い立ちを知るごとに
とても複雑な感情を抱く事に。。。














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北欧旅行記(デンマーク編3) 00:25
JUGEMテーマ:アート・デザイン



少し遠出してアンデルセンの故郷へ。


コペンハーゲン中央駅はとても賑わっていました。


電車で約1時間30分。オーデンセに到着。


駅ビルの案内図を見ていると・・・。


駅ビル内に中央図書館が。
旅先で図書館や本屋はあるとつい入ってしまう。。。


入口で優しそうなおじさんに声をかけられる。
日本に行った事があるらしく、
「ここの図書館のPCから日本へ写真を送れるよ。」と、
親切に教えてくれた。


インフォメーション。


書架はどれもカラフルで凝っています。


閲覧席もとても過ごしやすそう!


日本の漫画も人気らしく、充実。「名探偵コナン」の顔がチラリ。


児童書コーナーも可愛い。








カンガルーの絵本ラック!可愛い〜!


ピンぼけしたけど・・・。
アンデルセンの故郷だけあり、地域資料も充実。


もちろん切り紙の本も。


ヤングアダルトコーナーの検索機。


非常にポップです。


返却ポストもいちいちおしゃれ。

街の公共図書館でこんなに書架がオシャレで機能的なのは
とても羨ましい・・・。そのせいか、働いている図書館司書も素敵に見える。。。
私がよく利用している公共図書館と比較すると
少し(いや、かなり)悲しくなりましたが、
「よそはよそ。うちはうち。」と比べないように、
♪隣りの芝が青かったら、ウチの庭には花を植えよう〜♪
と、アセロラ体操のうたを口ずさんだのでした。

たっぷり寄り道した後は、いよいよアンデルセン美術館へ。











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北欧旅行記(デンマーク編2) 23:10


デンマークでもたくさん素敵な風景を見ました。
今日の目的は工芸博物館。


今日は地下鉄で移動です。
外国の電車は自転車も乗れていいなあ。


デンマークでは立派なベビーカーをたくさん見かけました。
男性同士でビール片手に子守りという姿も当たり前に。。。


切符の買い方がわからず困っていると、すぐ知らない人が教えてくれる。


で、すんなり工芸博物館に到着。


入口。


館内はデンマークや海外の手工芸の歴史が展示。
刺繍や陶芸など、ありとあらゆるものが所狭しに並んでいます。




やっぱり椅子はどれも素敵です。




こんな子達もいる。






あまりにも有名なヤコブセン。
でも、どの椅子も本当にかっこいい。








つい椅子ばかり写真を撮ってしまったけど、それ以外の工芸品も
どれも素晴らしくて見応え充分!
すっかりお腹ペコペコになったので、ミュージアムカフェでランチ。



ボリュームたっぷりのサンドイッチを食べました。
デンマークはスモーブローというオープンサンドとデニッシュが名物。
なので旅路はずっとパン祭りでしたが、全く飽きませんでした。
(デニッシュの甘さには降参したけど・・・。)

工芸博物館はミュージアムショップも楽しいし、
ちょうどこの日は中庭で野外演劇が行われていたりと
とても楽しくて穏やかな空間でした。
デンマークを訪れたらぜひ行ってほしい場所です。
























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北欧旅行記(デンマーク編)1 20:38
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北欧旅行記の続き。フィンランドからデンマークまで飛行機で約1時間半。
同じ北欧でも時差が一時間あるので不思議な気分。
到着してみるとさっきとは全く違う空気に少し驚きました。
「世界一幸福な国」デンマーク。
その、「世界一幸福」と言われている所以は一体何なのか?
少しでもいいから幸せな空気を体験してみようと思います。


ホテルにチェックインした後、まずはコペンハーゲン駅周辺を散策。
デンマークでお世話になったデザインホテル「インペリアル」。


コペンハーゲンの有名な観光地、ストロイエは観光客で大賑わいです。


ストリートパフォーマーに子供もノリノリ。




演奏曲はどのミュージシャンもビートルズやプレスリー多し。


外国の観光地に必ずいる「動かない人」はバイキング。


こちらもやっぱりバイキング。


ストロイエを通り抜けると、かの有名なニューハウンに到着。




おとぎの国のようにカラフルで可愛い町並みにウットリ。


港町の船には観光客でいっぱい。
船にも乗りたかったなあ。。。











公園には巨大ロイヤルコペンハーゲンが!


さらに巨大オレンジ・・・!?


・・・と思いきや、ジュース屋さんでした。




カフェで一休み。スイーツを注文。


見た目が気になったのでこちらに。


中身はメレンゲでした。
激甘なので食べるのに一苦労したけど・・・。

コペンハーゲンは、とても華やかで町並みが美しく、
歩いているだけで心がウキウキしました。
といっても、ここは地元の人より観光客でいっぱい。
まだまだ「世界一幸福」の意味を解明するのはこれから、これから。

次回は工芸博物館や夜のチボリ公園を散策です。










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北欧旅行記(その9) 20:54
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・・・気がつけば、北欧から帰って来てから2ヶ月近く経っていました。
記憶が新しいままに旅行記を書き上げたいと思いながら、
まだフィンランドの事しか書けていませんでした・・・。

そもそも他人の旅行記なんて読んでいて面白いのだろうか?
よほど文章が上手じゃないと、ただの自慢話にしか聞こえないのでは・・・?
なんて事を途中考えてしまったので、なかなか更新が遅れましたが、
まあどう思われても別にいいやと、開き直る事にしました。
きまぐれに書いていきますので、きまぐれに読んでもらえれば幸いです。

ここいらで、仕事の近況や次回展示のお知らせなどもしないとなので、
デンマーク編はまた後日にしようと思います。
ここでは切り絵や童話でとても影響を受けたアンデルセンの家を
訪ねる事になるのですが・・・。

フィンランドからの帰りの飛行機では、
おそろいのムーミンTシャツを着た老夫婦やら、
ムーミンの銅像に寄り添い記念写真を撮るおじいちゃんの集団などに遭遇し、
とてもほほえましくなりました。

それは、恥ずかしがりやで、寂しがりやで、がんばりやで、優しい。
どことなく日本人と似ているフィンランドの空気が、
私達日本人をリラックスさせてくれているからなのかなと思いました。

「どうしてもゆずれない、この夢は絶対にあきらめない、と、
 揺るがないでいられるのは、森で過ごす一人の時間があるからだよ。
 絶対にそう思う。」
・・・これは、ほぼ日手帳に書いてあった「ヘルシンキおじさん」の言葉。

私も、社会に揉まれても揺るがない自分でいられるように、「森」を見つけてみせる。
その為には、自分にも他人にも優しくいられるよう
“余裕”を持って日々を過ごしていかねば。

フィンランドから帰って、時間が経って思った事は、
こんな事でした。
この旅で感じた感情は、お金には変えられない心の宝物です。

私が旅に出る理由は、そんな心の宝物を見つけていきたいからなのでしょう。


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北欧旅行記(その8) 20:00
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ムーミン屋敷内は細部に渡って凝っています。
まずは一階のキッチン。







2階はパパとママの部屋。



パパとママの結婚式の写真。



クローゼットの中は同じスティッキとエプロン。
(オバQの洋服ダンスを思い出す・・・。)



子供が描いていた絵は・・・。



とてもピースフルでした♪



スノーク兄さんの机ではタイプを打てる。



ムーミンの寝室。



看板もいちいち可愛い。





パパが独身時代に航海した船らしい・・・。





魔女の家の入口。



スナフキンの焚き火跡。



おさびし山を登るとニョロニョロの洞窟。





トイレの標識は・・・。



もちろんムーミン!



・・・その他、もっと紹介したい名所が満載で、
紹介しきれないのがとても残念!

ムーミンワールドは、世界的に有名なキャラクターのテーマパークとは
思えない位、とても素朴で特別なアトラクションはない。
お土産屋さんも食べ物屋さんも商売っ気がなくてさりげない。

それもそのはず、そこにはトーベ・ヤンソンの
「ムーミンの世界は、No money,No car,No fightなのよ。」
という理念があるからでしょう。
つまり、ムーミン谷には利益も、文明も、戦争も何もない。
そんなヤンソン氏の言葉をダイレクトにひしひしと感じる場所でした。

子供を楽しませる娯楽は日々進展していて複雑化しているけど、
元来、子供はどんな環境に置かれても進んで遊びを探している生き物。
これ位シンプルで想像力を沸き立ててくれるテーマパークの方が、
心から楽しめるのではないか・・・。

充分大人である私でさえものすごく楽しめたのだし。












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北欧旅行記(その7) 01:36
ヘルシンキから高速バス、または鉄道で約2時間半でトゥルクへ。
そこから更に市街バスで約3〜40分でナーンタリに到着。

バス車内は灼熱のような蒸し暑さ!
ドアが開きっぱなしなのに猛スピード!
目の前に立つ乗客は全身タトゥーの入った強面のおじさん・・・!!
恐怖と灼熱に耐えつつの移動でした。
頬をつたう汗は、冷や汗なのか熱さの汗なのか、未だに思い出せません。



ナーンタリに到着してからは小さい看板を頼りに・・・。



頼りに・・・。






途中、のろのろムーミントレインに乗る。



ムーミンワールドの入口に到着!
桟橋を渡った先にある島全部がムーミンが・・・!



入口。



今年はムーミン生誕65周年なのでバースデーケーキが。



ムーミンワールドの地図。



地図の通りに進む。



ずんすん進む。



すると、ムーミン屋敷が目の前に!



エントランスにいるのはもしや・・・?!



子供達はみんな大興奮!





フローレン。



おまわりさんに捕まるスティンキー。



スニフ。



談話するスナフキンとフィリフヨンカさん。



こちらのスナフキンはやけにおしゃべりだった・・・。



フィリフヨンカさん。



ミー。
すごいダミ声だった・・・。



まぶしそうなスノーク兄さん(メガネ君)。



メガネの後ろ、リボンで結んじゃってるし・・・。




植物大好きヘムレンさん。
虫眼鏡で何か観察していた。



ムーミンパパ。



みんなしっぽがやけに長く、
地面について汚れないように身体に縫い付けられていた・・・。



ムーミンパパ、大人気!



フィンランドの子供達に一番人気のキャラクターは
だんとつにムーミンママだそう。
子供はみんなママが一番好きだものね!



主役のムーミン登場!ねえ、ムーミン・・・。



こっちむいてくれた!



ムーミンとフローレンの2ショット。
とても平和でドリーミーな光景を目の当りにし過ぎて
思わず泣きそうになりました・・・。

次回は屋敷内を探検♪
















































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北欧旅行記(その6) 18:16


週末には、海沿いのヒエタラハティ市場へ。
目的はフリーマーケット散策です。



会場は大賑わい。









いろんなものがゴチャゴチャ所狭しと売っています。




ネズミとか、バッファローみたいな角の犬とか。



不思議な椅子とか。



みんな必死で物色。
帰りのトラム内には、戦利品を嬉しそうに抱えた人達を見かけ、
こっちまで嬉しくなりました。
地元の人達の秘めたる活気を感じるひとときでした。





・・・次回はヘルシンキを離れて郊外へ。
そして、いよいよあのフィンランドの国民的キャラクターと対面!
そこで私は、想像以上にアドレナリン全開になってしまい、
幼児に紛れて大興奮する怪しい東洋人と化するのでした・・・。

(つづく)








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北欧旅行記(その5) 17:38


トラムを足代わりに大活用し、映画『かもめ食堂』のロケ地、「カハヴィラ・スオミ」へ。
途中、韓国人の女の子2人組に「かもめ食堂はどこですか?」と聞かれたので、
地図を見ながら地元の人に聞きながら一緒に向かいました。
韓国でも人気の映画なのかなあ。すごい。。。



窓には日本語で「かもめ食堂」って書いてある。
すっかり観光地になっております。



映画のポスターもしっかり貼っているし、お店には日本人スタッフもいる。
でも、内装やメニューは映画とはかなり違う。



で、にんじんサラダと・・・、



トナカイのスープと・・・、
(今回の旅で、何匹分のトナカイを食べたのだろう?)



サーモンのキッシュを頂く。
定番のコーヒーとシナモンロールも注文したけれど、
お腹がいっぱいだったのでお土産にしてもらう。

で、このシナモンロールがものすごく好みの味だったんだけど、
写真を取り損ねてしまいました・・・(泣)。
日本でよく見られるアメリカンなシナモンロールではなくて、
甘さひかえめでスパイシーで密度がギュッとしまったパン生地。
シナモンロールはフィンランドの国民食だそう。

そして、コーヒーの消費量も多いだけあって、
どこで飲んだコーヒーも香ばしくて美味しかったです。



日本でもこのシナモンロールが食べられたらいいなと思ったら、
飯島奈美さんの『シネマ食堂』という本にレシピが載っていました。
(ほぼ日のサイトでも載っておりますが。)
いつでもあのシナモンロールを作って食べられるから嬉しい。












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北欧旅行記(その4) 01:13


トラムでまず向かったのはアラビア工場。
日本でも人気のittalaの陶器で有名です。
工場内のアウトレットでは、どれも日本の約半額〜三分の一の値段で
買えてしまうのです。
どの食器も可愛くて目がグルグル回る・・・。



工場内の資料館を見学。
歴代ittalaの食器が展示されていました。
日常の身近なものをモチーフに、美しいデザインが勢揃い。






受付で入場券を買ったら、
おつりの小銭がやたら大量でビックリ。
受付のおばちゃんが「ごめんね大量になっちゃった。アハハ〜!」だって。
1人店番なのに、平気でコーヒーブレイクしにどこか行っちゃうし、
何とものんき。




アラビア工場の後は、ハカニエミ市場へ移動。
映画『かもめ食堂』でミドリさんがトナカイ肉を買っていた屋内市場。
市場内にあるスープ屋さんで腹ごしらえです。



お店のお兄さん曰く、「スパイシーな肉のスープ」を頂きました。
何の肉かわからなかったけど、野性味溢れる歯ごたえだったので、
きっとトナカイの肉なんだと思う。

屋内市場の1階が食材売り場で、2階が雑貨売り場やマリメッコのアウトレット。
ここでもマリメッコのテキスタイルの可愛さの洪水に
グルグル目が回ったのは言うまでもありません・・・。




マリメッコでグルグル目が回った後は、メイン広場へ移動。



北欧はジャズが盛んな国。
ちょうどジャズフェスが開催しており、
地元の人に交じってしばしライブ鑑賞。



メイン広場近くにはマーケット市場。
ここでは大量の屋台と大量のカモメが・・・。

フィンランドのカモメはまるまる太っていてとてもえらそう。
「カモメの水兵さん〜♪並んだ水兵さん〜♪」
という日本の童謡とは全く違う印象で、
水兵さんというよりは、カリブの海賊(ビールっ腹の)のようだ・・・。



どの屋台でもスナップえんどうが大量に並ぶ。
このスナップえんどうをバケツいっぱい買って、
まるでスナックをほおばるかのように生のままポリポリ食べるそう。



ベリー類も日本のようにきれいに陳列されているのではなく、
野性味溢れる小さなものをバケツいっぱい買って、
こちらもスプーンですくってモリモリほおばるみたい。



マーケット市場は港沿いに並んでいます。
どこへ行く船なのだろう。



みんな、短い夏を思いのままにのんびり満喫している。
なんて大らかなのだろう。

マーケットを満喫した後は、再びトラムに乗り、
ずっと行きたかった「かもめ食堂」へ向かいます!


























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