北欧旅行記(その9) | 20:54 |
JUGEMテーマ:旅行
・・・気がつけば、北欧から帰って来てから2ヶ月近く経っていました。
記憶が新しいままに旅行記を書き上げたいと思いながら、
まだフィンランドの事しか書けていませんでした・・・。
そもそも他人の旅行記なんて読んでいて面白いのだろうか?
よほど文章が上手じゃないと、ただの自慢話にしか聞こえないのでは・・・?
なんて事を途中考えてしまったので、なかなか更新が遅れましたが、
まあどう思われても別にいいやと、開き直る事にしました。
きまぐれに書いていきますので、きまぐれに読んでもらえれば幸いです。
ここいらで、仕事の近況や次回展示のお知らせなどもしないとなので、
デンマーク編はまた後日にしようと思います。
ここでは切り絵や童話でとても影響を受けたアンデルセンの家を
訪ねる事になるのですが・・・。
フィンランドからの帰りの飛行機では、
おそろいのムーミンTシャツを着た老夫婦やら、
ムーミンの銅像に寄り添い記念写真を撮るおじいちゃんの集団などに遭遇し、
とてもほほえましくなりました。
それは、恥ずかしがりやで、寂しがりやで、がんばりやで、優しい。
どことなく日本人と似ているフィンランドの空気が、
私達日本人をリラックスさせてくれているからなのかなと思いました。
「どうしてもゆずれない、この夢は絶対にあきらめない、と、
揺るがないでいられるのは、森で過ごす一人の時間があるからだよ。
絶対にそう思う。」
・・・これは、ほぼ日手帳に書いてあった「ヘルシンキおじさん」の言葉。
私も、社会に揉まれても揺るがない自分でいられるように、「森」を見つけてみせる。
その為には、自分にも他人にも優しくいられるよう
“余裕”を持って日々を過ごしていかねば。
フィンランドから帰って、時間が経って思った事は、
こんな事でした。
この旅で感じた感情は、お金には変えられない心の宝物です。
私が旅に出る理由は、そんな心の宝物を見つけていきたいからなのでしょう。